
この度、(一社)横浜サッカー協会の会長に就任(令和6年6月)いたしました、石井和則と申します。日頃より、会員・賛助会員、登録諸団体の皆様には、当協会の諸活動に対してのご支援ご協力に、心より深く感謝申し上げます。1932年(昭和7年)に創立された当協会は、今年で94年目を迎え、初代会長の中山脩弐氏をはじめ多くの歴代会長が、その時代においての様々なご苦労を乗り越え、サッカーの素晴らしさ、面白さを継承していただいたからこそ、今日のサッカーの発展につながっているものと心より敬意を表します。この伝統と歴史のある協会の重みを感じながら歴代会長の思いをしっかりと受け継いでいけるよう、力不足ではありますが初心を忘れずに精進してまいります。
さて、横浜市は、横浜F・マリノス、横浜FCと市内に2つのJリーグチームとJFLのY.S.C.C.横浜、また、女子ではなでしこリーグ1部のニッパツ横浜FCシーガルズ、日体大SMG横浜を擁する都市としては他に類を見ません。当協会は、幼児から4種・ジュニアユース・女子・社会人・シニアまでサッカー登録人口が最も多い都市であり、市内での各種大会の主催を柱に、横浜市が有する日産スタジアム、ニッパツ三ツ沢球技場で開催される国際試合をはじめJリーグ、天皇杯などトップクラスの運営協力および選手の育成や指導者養成の拠点ともなっております。また、しんよこフットボールパークの管理運営などを、横浜市や(公財)横浜市スポーツ協会、(一社)神奈川県サッカー協会との密接な連携のもと進めています。
今後、ますます多様化し世界情勢が混沌とした社会において、サッカーというスポーツの果たす役割は大変重要です。青少年の心身ともに健全な育成はもちろん、生涯スポーツとしても人生をより楽しく豊かにし、人と人との絆を強くして、サッカーファミリーの輪を大きくしていくことが、横浜を明るく元気な街に活性化していくことに繋がります。将来、子どもが日本に誇りを持てるような国にしていくためにも、当協会の会員・賛助会員や登録団体の皆様、横浜市、(公財)横浜市スポーツ協会、(一社)神奈川県サッカー協会など関係諸団体との連携を密にし、またJリーグクラブとの運営協力を図りながら、日本サッカー界の普及発展や環境整備の改善などに貢献していきます。
一般社団法人横浜サッカー協会
会長 石井 和則